お歳暮で「ありがとう」を伝えてみませんか?
その年の「ありがとう」を、贈り物を通して伝える日本の風習、お歳暮。一年の締めくくりに、大切な人に改めて感謝の気持ちを伝えるって、素敵な文化だと思いませんか?
今回は、そんな「ありがとう」を伝えるお歳暮ギフトを選ぶ際のマナーとヒントを、おすすめのお品と共にご紹介します。ギフト選びに精通している秘書の皆さんのお墨付きなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【はじめに】ギフト選びのマナーとヒント
<お歳暮のマナー>
●12月中旬頃に先方に配達されるよう手配
エリアによって多少の時期の違いはあるものの、12月中旬~20日頃に先方に届くのが理想的です。年末はなにかとバタバタしてしまう時期なので、本格的に忙しくなる前にお届けすることを意識してください。
●「のし」は紅白の蝶結び
お祝いの意味を持つ紅白と、繰り返しの意味を持つ蝶結びの「のし」が一般的です。ただし、自分か相手が喪中の場合は、無地の短冊を使用しましょう。店舗の方に相談すればご用意してもらえるはずです。
●要冷蔵・要冷凍のものは、一言“事前連絡”を入れる
要冷蔵・要冷凍のものは、お相手に一言“事前連絡”を入れましょう。「お贈りしたいものがあるので」と正直にお伝えして大丈夫です。
事前に配達の日付や時間帯を共有すれば、お受け取りもスムーズになり、冷蔵庫内のスペースを空けておいていただけることも。
同様に、保管に場所を要する物をお贈りする場合も、事前の連絡が親切です。
<ギフト選びのヒント>
お相手の“年末年始”を想像してみると選びやすい!
届いてすぐに召し上がっていただけるものでも良いけれど、悩んだときは、お相手の“年末年始”を想像して選ぶのもおすすめ。
例えば、年末年始に子どもや親戚が多く集まるようなご家庭なら、老若男女に喜ばれるものがうれしいですよね。反対に、帰省でご自宅をあける可能性がある方には、常温保存で賞味期限の長いギフトが◎
お相手の具体的な状況を想像してみると、選ぶ際の条件が自然と出てくるはずです。
ここからは、お歳暮におすすめなお品を、お相手に喜んでもらえるポイントと合わせてご紹介していきます!
「プラスひと手間、で食卓の一品になる」のがうれしい!
年末年始は仕事もプライベートも予定が多くて忙しくなりがち。そんなときに、「焼くだけ」「温めるだけ」など、ひと手間を加えるだけでおかずになるギフトは、まさに食卓の救世主になるはずです!
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- 伝えたい日本の味 「和」 | 株式会社 カネシン
「みんなと“おいしい”をシェアできる」のがうれしい!
お歳暮のシーズンのあとは、クリスマスやお正月など、人が集まるタイミングも多いので、そのような場でみんなで一緒に楽しんでもらえるお品も選択肢の1つです。賞味期限や保存方法の事前チェックを忘れずに。
「疲れた胃を休ませてくれる一品」がうれしい!
忘年会や新年会などが多いシーズンだからこそ、胃を休ませてくれる一品もうれしい。ご飯のお供やお茶漬けに合うギフトは、特にお付き合いで外食が多くなりがちな方に喜ばれるはずです。
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- 紀州梅真鯛梅 六個入 | 岩谷
「気分を変えてくれる、ブレイクタイムのお供」がうれしい!
忙しい年末のティータイムや、お正月のおせちに飽きたとき、さっとつまめるお茶菓子もおすすめ。個包装で賞味期限が長いものなら、年末から年始まで少しずつ食べられるので、気分転換のお供として大活躍してくれるはずです。
一年分の感謝を、お歳暮で伝えよう
風習だからと堅苦しく考え過ぎず、「ありがとう」を伝えたいと思った人に、ぜひお歳暮を贈ってみてください。
言葉や文字ですぐに思いを伝えられる時代だからこそ、お相手の喜ぶ顔を想像しながら時間を掛けて選ぶお歳暮は、きっと言葉以上に気持ちが伝わるはずです。
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