【殿堂入り 2019】秘書と企業経営者の声から生まれた、万能手土産
イタリアの郷土菓子、バーチ・ディ・ダーマ。秘書や経営者の声を聞き、徹底的に研究・開発された本商品は、贈る相手を選ばずどんなシーンにも使える、と高い評価を受け「接待の手土産 セレクション 2019」で殿堂入りを果たしました。
セレブリティから愛された、250年以上の歴史を持つ老舗カフェ
1763年イタリア・トリノにあるコンソラータ大聖堂の前の小さなカフェから始まったBicerin(ビチェリン)。イタリア初代首相カブールや、哲学者ニーチェ、作曲家のプッチーニなど、歴史に残る著名人も訪れていた伝説のカフェとして知られています。
看板メニューは店名にもなっている、ビチェリン。上質なカカオを使用したホットチョコレート、香り高いコーヒー、泡立てられた生クリームを小さなグラスに注ぎ入れた飲み物で、トリノの名物の1つにもなっています。文豪ヘミングウェイは『世界で残すべき100の物』の1つに、このビチェリンを挙げたといわれています。
ひとくちサイズのイタリア伝統の焼き菓子
バーチ・ディ・ダーマは、アーモンドプードルがふんだんに使われたクッキーでチョコレートを挟んだお菓子。イタリア語で“貴婦人のキス”と呼ばれています。
味はプレーン、抹茶、エスプレッソの3種類。抹茶には伊勢神宮御用達 芳翠園の茶葉を使用し、エスプレッソにはコーヒー豆の粉を練り込んでいます。プレーンにはヘーゼルナッツのペーストを練り込んだチョコレート、抹茶にはホワイトチョコレート、エスプレッソにはビターチョコレートと、それぞれのクッキー生地に合うチョコレートをサンド。個性豊かな3つのハーモニーを楽しむことができます。
上品な甘さで、コーヒーにも紅茶にもよく合うため、お茶請けにぴったりです。
秘書と企業経営者の意見をもとに開発
商品開発のきっかけは、ビジネスミーティングでカフェを利用される方が、手土産として他店の商品を渡されていたことから。自社でも手土産用のお菓子も作れば喜ばれるのではないか、と考えたことから開発がスタートしました。
まず、1,000名の秘書の方々と300名の企業経営者の方々にリサーチを実施し、
①常温で日持ちがする、②高級感のある箱、③重すぎず軽すぎない、④紙袋に入れてもかさばらない、⑤商品にストーリー性がある、という5つの条件を掲げ、開発に取り組んだそうです。
求められる5つの条件を満たし、万能手土産に
試行錯誤の結果、掲げた5つの条件を満たす手土産が完成しました。
①常温で180日保存可能、②クラシカルな雰囲気のグリーンの箱と、紙袋には金色に箔押しされたロゴで高級感を、③重すぎず軽すぎない、ちょうどいい重量感に調整し、④男性がブリーフケースに入れられるサイズを実現、⑤2016年G7伊勢志摩サミットで各国首脳へのおもてなしに提供されたという実績を作りました。
ヘミングウェイも愛した名店の味を手土産に
素材の香りやアーモンドの風味が口の中いっぱいに広がり、チョコレートとのハーモニーを楽しめる本格派の味わいのバーチ・ディ・ダーマ。
“手土産として喜ばれるもの”というコンセプトのもと、贈る側と受け取る側の双方の意見を取り入れ生まれた逸品は、どんな時でも活躍します。
シックで洗練されたグリーンの紙袋に入っているため、男性でも利用しやすい点も秘書の方々から好まれる理由。見た目から中身まで細かい配慮とこだわりが感じられるギフトです。
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