ホームパーティで差をつける！センスが光る「お呼ばれ手土産」

記事公開日：2017/04/28

接待の手土産編集部: 接待の手土産編集部です。37,000人の秘書会員と連携し、手土産に役立つ情報をお届けします。

ビジネスのお取引先からホームパーティにお呼ばれされたらどのような手土産を手配すれば喜んでいただけるのでしょうか。仕事柄、ホームパーティの手土産を手配することが多い秘書87名に手土産選びのコツを聞きました。

ホームパーティで喜ばれる手土産とは？

ホームパーティ向けに手配する手土産について87名の秘書の方にアンケートを行ったところ、「ホストのご家族へ贈る手土産」「その場で参加者全員に楽しんでもらえるもの」「手料理の邪魔をしないもの」という回答が多数を占めました。

中でも、最も多かったのは、「ホストのご家族へ贈る手土産」。ホームパーティは、ホストのご自宅へお邪魔させていただくため、ご家族の趣味や嗜好を優先した手土産選びをされる方が多いようです。「家族構成を把握し、お子様のいる場合はお子様や奥様でも召し上がれるものを贈る」【製造業　秘書歴7年】など、前もってご家族の状況をできるだけ調べておくことが重要です。

また、パーティには多くの方が招待されています。パーティの主旨や招待されたゲストの数を調べ、それに合わせて「参加者全員に楽しんでもらえるもの」を選ぶ人も多いようです。「手土産はパーティの内容にあったもの。ビンゴ大会などの景品にしてもらっても迷惑にならないものを選ぶ」【人材サービス業　秘書歴7年】など、まずはパーティの内容をしっかり理解することが喜ばれる手土産選びの第一歩になるでしょう。

一概に「ホームパーティ」と言っても内容はさまざま。ホスト側がパーティ用に料理を準備している場合もあれば、参加者がそれぞれ料理を持ち込む場合も。まずは、「料理はすべて先方が用意するのか、持ち込みなのかを事前に確認する」【運輸業　秘書歴3年】ことが大切です。その上で、事前に手料理が用意されている場合は、「先方の秘書さんに確認し、お花、果物、ワインのいずれかで選ぶ」【金融・証券・保険業　秘書歴7年】など、料理以外のものを選ぶという声も多く聞かれました。

ホームパーティの手土産選びで「気を付けること」

ホームパーティの手土産選びでは、いくつか気を付けておきたいこともあるようです。

最も多かったのは、「先方のお手を煩わせないものにする」という点。ホストは準備やお客様の対応に追われてパーティ中はとてもご多忙です。「お皿を使うような食べ物は、先方の手間になるので持参しない」【コンサルタント・会計・法律関係秘書歴7年】、「とりわけや切り分けが可能なものをお持ちする」【製造業秘書歴7年】など、ホストの手を煩わせない配慮は不可欠です。

また、仕事に直結する、または想起させるような手土産にならないように気を付ける必要もあります。「ホストの方やお呼ばれされている方々の同業他社の品を持っていかないようにする」【コンサルタント・会計・法律関係秘書歴7年】、「お仕事上で絡みがないもの」【サービス業　秘書歴5年】という一方で、逆に業務上の関係があり「他社の商品と比較ができるようなもの」【サービス業　秘書歴5年】という声もありました。パーティの場で自社製品との比較や改善点を話題にする利点もありますが、気を悪くされる可能性もあるため、お相手との関係性を考慮に入れるなど十分な配慮が必要です。

最後に、「ワインにこだわりのある方のところには、ワインはお持ちしない」【サービス業秘書歴7年】など、ホストが好きなものだからこそ、あえて手土産リストから外しておいた方がよいケースもあります。

関連リンク: (写真)エクレア（スモールサイズ）／アンダーズ東京　ペストリーショップ

どんなパーティなのかを把握して

ホームパーティに招かれた際の手土産選びは、パーティの主旨や内容をしっかり把握することが何より大切です。料理は手料理なのか持ち込みなのかなどを、事前にしっかりと確認しておきましょう。また、ホストの家族構成を事前に調べておくのも重要なポイント。ホストだけでなく、ご家族や他の参加者のことも考え、ベストな手土産を選びましょう。