秘書オススメ大公開!お菓子以外の手土産選びのポイント
手土産の定番となっているお菓子ですが、中には甘いものが苦手な方もいらっしゃいます。また、あえて定番でないものをお送りすることで、印象に残る手土産となる可能性もあるでしょう。今回は「お菓子以外」の手土産を選ぶ際はどういったものがよいのか、秘書のオススメをご紹介します。
調味料やお惣菜は、相手のライフスタイルに合わせたチョイスを
お菓子以外の手土産で食品類を選ぶときに、よく使われるのが調味料。高価なオリーブオイル、シーズニングスパイス、ドレッシングなど、お料理好きの方やホームパーティーのお好きな方、食がお好きな方にはぴったりです。
ご自身では普段あまり購入しないような変わりダネの調味料や、デザイン性の高い容器に入ったものは、キッチンのインテリアとしても活躍するので、お相手に喜んでいただけることも多いようです。
調味料を選ぶ際のポイントは、日持ちがして実用的なことと、お相手のライフスタイルに合わせて選ぶこと。ライフスタイルに合ったものだと、喜んでいただけることが多く、また贈り手のホスピタリティを伝えることにもつながります。
また、単身赴任やご高齢の方には、手間を掛けずに美味しくいただけるレトルトや真空パックの商品も人気。小分けか食べ切りタイプの商品を選ぶとよいでしょう。
その他、ご飯のお供となる佃煮、高級ふりかけ、瓶詰めの海産物や、パン派の方には、希少価値の高いジャムや高級はちみつ、専門店のパテなどもオススメです。
よく贈られるのはワイン。相手によってノンアルコール、コーヒーを選ぶことも
~アルコール類~
お酒のなかでも特に人気なのが、ワインです。お祝いの時には、その方のお好みに合ったワインを紅白でお贈りするという粋な計らいをされている秘書の方もいらっしゃいました。ボトルにメッセージが入れられる場合は、お祝いの言葉をいれるとよいですね。
ワイン以外では、縁のある土地の貴重なお酒を購入してお贈りするというのもいいでしょう。海外であれば、紹興酒やカルヴァドス、白酒など、国内なら泡盛の古酒、芋焼酎、ウィスキー、貴腐ワインなどです。重たいものですから、現地で買わずともインターネットなどで帰宅後に購入すると便利ですね。ご自身や社内の人間が出張に行った際ではなく、話題になるように、お相手の方が出張に行かれた土地のものをセレクトする、という秘書の知恵はぜひ真似したいもの。もちろんお相手がお酒好きの方でしたら、出張に行ってなくてもOKです。
~ノンアルコールの飲料~
健康に気遣っている方や、スポーツをする方に飲料用のお酢をお贈りするのはいかがでしょうか。最近では、りんご酢や、紅芋酢、紫蘇ジュースなど、さまざまな飲料用の酢がブームにもなっています。炭酸水で割るととても飲みやすくなり、女性やお子様にも人気なので、ご家族のある方にも向いています。
本物志向、健康志向、和食の好きな海外の方、海外・単身赴任の方へは、ちょっと捻った手土産としてお出汁を選ぶ秘書の方も。化学調味料や食品添加物、調味料などを使っていないものも多く、本格的なお出汁が手軽にいただけるのもポイント。軽くて持ち運びが簡単なことや、日持ちがするということもあり、便利な手土産のひとつです。
そして飲料の手土産の定番ともいえるのがコーヒー。ただし、コーヒー好きの方はこだわりを持っている方が多いので、セレクトは慎重に。焙煎の世界大会優勝店のコーヒー豆や高級なものを選ぶなど、品質が高いものをお渡ししてください。
お菓子以外の手土産は相手の好みがカギ
手土産でお菓子以外を持っていく場合は、あえて定番を外すわけですから、お相手の好みや時季などを考慮したものを選びましょう。しっかりリサーチすることでぴったりの品が見つかるはずです。お菓子を選ぶときと同様、接待の基本であるお相手の方の立場になるということを忘れずに、喜んでいただける手土産選びをしたいですね。
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